音楽

キャンプと雑貨にモノ想い

音楽の持ち歩き

 
 

音楽

朝のキャンプ場で音楽といえば
鳥たちの歌声に勝るものはないと思いますが、
車での移動やキャンプでの食事中などに
好きな音楽を流すのも、また
気分がいいものです。

【ラジカセから初代ウォークマン】
初代ウォークマンとiPod
中学生の頃までポータブル・プレーヤーといえばラジオカセット(ラジカセ)でした。
「おやじの影響」の章でも書きましたが、音楽メディアとしては
CDやカセットテープ以前のメディアであるレコード盤や
オープンリールなども知っている世代なのですが、
気軽に屋外に持ち出して音楽を聴くための機器としてはラジカセが最初でしょう。

でも実際には大量の電池を使い、大きく重いラジカセを
キャンプに持って行くことはありませんでした。

高校生(実際の私は高専だったのですが)の頃に、
ソニーから衝撃的な新製品が発売されました。
そう、世界初のウォークマンです。

当時、夏休みに友人とバイトをしていた私は、バイト代を握りしめ
ソニー・ショップで迷わずこのウォークマンを手にしたのでした。

カセットテープを入れる単3乾電池駆動のポータブル・プレーヤーなので
今ではとても持ち歩く気にはならない代物ですが、当時は画期的な製品だったのです。
これは現在も手元にあります。ただし特に故障したわけではないのですが
長年動かしていなかったせいか、残念な事に今では電池を入れても
まったく動作しなくなってしまいました。

ポケットに入れて(といっても今の感覚では大きすぎますが)持ち運べる
この世界初の音楽プレーヤーには、とてもユニークな「ホットライン」という
機能が備わっていました。そばに居る友達などが話し掛けてきた時、
オレンジ色のボタンを押すと聴いていた音楽の音量が下がり、
本体内蔵のマイクで拾った周囲の音がヘッドホンから聞こえるというもので、
それなりに便利だと思う事もあったのですが、この初代ウォークマンの他には
装備されたものを見たことがありません。


【そして、やはりデジタルへ】

その数年後、レコードからCDへの移行が着々と進む中で
CDウォークマンが発売されました。
これは第1号ではなく本体も充電式バッテリーも
薄型に改良された後継機を購入しました。

カセットテープのウォークマンを使っていた私は、
演奏をスタートすると「シャー」というテープ特有のヒスノイズの後に曲が
始まるのが当たり前だったのですが、まったく無音の状態からいきなり
高音質な音楽が始まるCDの音に圧倒されたものでした。

CDウォークマンを手に入れてデジタル音楽機器の高音質に驚いていたのですが
今のようにCD−Rを作れない当時は、CDを聞くという事はすなわち
CDを購入するという事なので、経済的な問題がありました。

そこへ登場したのがカセットテープの次の録音メディアであるミニディスク(MD)でした。
これはデジタルの高音質とカセットテープよりコンパクトで扱い易い形状を
両立したもので、このMDが本格的に普及してきた頃には、
当分の間はMDの時代が続くものだと思っていました。

もちろん私もMDウォークマンは録音対応機に始まり、MDのケースと
ほとんど変わらない程コンパクトな再生専用機を使っていました。

このあたりまで音楽を外に持ち出して聞くという行為には
音楽を収めたメディアを複数携帯するという必要があり、
機器がコンパクトになっても大量の音楽を持ち歩く為には、
それなりにかさばる荷物は覚悟の上でした。


【iPodの革命】

今のようにオフィスにも家庭にもパソコンが普及したことにより
音楽をデータとして扱う発想が生まれ、メモリー・オーディオが誕生したわけですが、
メモリーの小型化かつ大容量化と低価格化が進むことにより、
大量の音楽を驚くような小さい機器に詰め込んで持ち歩くことが可能になりました。

私が最初に買ったのは256MBでライター型のMP3プレーヤーでした。
単4電池1本で使えるその機器はコンパクトさではMDと比べようもないものでした。
音楽も普通のものなら数十曲収まり、十分なものに思えました。

ところが、そこにハードディスク内蔵のiPodが登場したのです。
半導体メモリーと同様にものすごいスピードで大容量化、低価格化が進み
今では1万曲単位の音楽をポケットに忍ばせることが出来るようになってしまいました。
このiPodはある意味革命的な製品だと思いました。
よほどの音楽マニアでない限り、所有するCDをすべて収めて
持ち歩く事ができるようにしたわけですから。

それでも私がiPodを手に入れたのは発売直後に飛びついたウォークマンとは違って、
第四世代と呼ばれる機種からでした。
店頭で触りまくって、あのクイックホイールの操作性の良さに感動し、
これはブレークすると確信しましたね。

事実、その後のiPodの新製品にはほとんどクイックホイールが搭載されているし、
大ヒット商品になって
「売れる」−「儲かる」−「開発費タップリ」−「もっと安くて高性能になる」の繰り返しで、
実質的にこのジャンルではアップルのひとり勝ち状態になってしまいました。

半導体メモリー搭載のnanoにしても容量は倍増を繰り返し、
その度に安くなるという状態です。

MDの時代はもう少し続くものだと思って買いだめしてしまったのに
不要になって持て余している新品のMDが押入れにゴロゴロしています(涙)

車で移動する時も以前は車載の10枚CDチェンジャーが大活躍していたのですが、
今はiPodをFM電波で飛ばしてラジオで聞いています。

この先、音楽の楽しみ方はどのように
変わっていくのでしょう。
ここまではなんとか対応できているのですが、
この先また革命的な製品が出てきたら
今度はついていけるのか、
すこし心配・・・年齢的にも。
そうなりゃしょうがない!
死ぬまでiPodとお友達で居ることにしよう!
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