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ルアーフィッシング
【 釣り体験 】
ルアーフィッシングというものを知って、
もう30年近く経ちます。
それ以前の私はルアーフィッシングどころか
海で釣りをしたことも無い人でした。
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私の魚釣りの原体験は小学生時代までさかのぼります。
友達と近所の小川でフナ釣りをしたことです。
「釣りは鮒釣りに始まり鮒釣りに終わる」と言いますが、始まりは正にそれでした。
細い竹竿、と言ってもそこら辺に生えている竹から枝を取り払った
だけのものに釣り糸を結びつけ、ウキと針を付けたものでの釣りでした。
やった記憶があるだけで、あまり熱心ではなかったのです。
このフナ釣り体験の次は・・・というと一気に10年ほど空白期間がありまして
学生時代のルアーフィッシングとの出会いまで飛んでしまうんです。
【 ルアーって? 】
学生時代に一緒に通学していた友人が、どこで仕入れてきたのかは
聞いていないのですが、ルアーでバス釣りという話をし始めました。
なんでも「餌を付けずに魚を釣るスポーツ」なんだとか・・・
よくわからぬまま、とりあえず先に始めた友人に連れて行ってもらうことにしました。
魚なんてアジとサバの区別もあやしかった当時の私が、
ブラックバスという魚の名前を聞いたのもこの時が初めてでした。
今では日本中の湖、池、ダムなど、いたるところでブラックバスが
釣れるはずですが、当時の私の地元ではまだまだ少なく
「あそこの池でバスが釣れる」と聞くと、これまた少数派の
ルアーを始めたばかりの釣り人が一斉に集まるような状況でした。
そんな池のひとつに行く事になり、途中で釣具店に寄って最低限必要な道具を
買うことにしました。ロッドはとりあえず友人に借りることにして
スピニング・リールとラインとルアー(お手軽初心者用セット)を揃えました。
釣り場である小さな池に着いてみると、既に池の周囲に数人の釣り人が居て
私たちも急いで準備を始めました。
友人が私のリールにラインを巻いてくれて、いざスタート・・・
私はいきなりコケました。リールってどうやって使うの?
そう、それまで一度も持ったことがないリール(しかも初歩的なスピニング)
というものの使い方を知らなかったのです。
こんなこと常識だと思っていたらしい友人が大笑いしながら教えてくれました。
フナ釣りには必要なかったんだよ!
その時は結局ブラックバスのお顔を拝見することはできなかったと記憶してます。
ひょっとしてブラックバスより釣り人のほうが多かった?・・・冗談ですが(笑)
その後、少ない情報を集めながらバス釣りを続けたのですが
ルアーを始める人が少しずつ増えるにつれて、いろんな場所でブラックバスが
釣れる様になっていきました。手放しで喜ぶことではなかったのですが。
外来生物法による規制ができた現在、ブラックバスはおたずね者になって
しまいましたが、この頃バスを釣った人が別の池に放流したことにより
全国に広がった責任は重く感じるべきだと思います。
【 ルアーとキャンプ 】
ルアーで釣れる魚はバスだけではありません。基本的に肉食の魚はみんな対象です。
海には様々な肉食魚が居るのでルアーで釣るには好都合なんですが、
なぜか私たちは海で釣ろうとはしませんでした。
海のかわりに山へ、つまり渓流へとフィールドを広げたのです。
あの沢でヤマメが釣れるらしい、あの川ではニジマスが釣れたらしい、と
近所の池でのお手軽バス釣りから、車で遠出して山中を歩き回る釣りへと
興味の対象が広がっていきました。
使うタックルも渓流向きに揃え直しました。ウルトラライトのロッドに小型の
スピニングリール、ルアーもスピナーや小型のスプーン、ミノーなどです。
前日か真夜中のうちに出発して、現地で夜明けを待つ事が多いので、
テントで寝るような余裕はないのですが、気分が高揚していて
車で仮眠する気にはならないので、ランプの下で戦闘前の腹ごしらえ、
とばかりにシングルバーナーで簡単な朝食を作ったりしました。
釣行の後のキャンプは本格的にテントを設営し、首尾よくヤマメや
イワナが釣れたら、それを調理してビールで乾杯です。
バス釣りだけをやっていたら、同時にキャンプを楽しむことは
少なかったはずですが、こうして渓流の魚を狙うようになると
キャンプとルアーフィッシングが一連の行動になりました。
【 どっちがズルいの? 】
入社したての頃、釣り好きの先輩が冗談まじりに
「俺なんか海に釣りに行って釣れずに帰る時、残りのエサはバラ撒いて帰って来るのに、
初めからエサも付けずに釣ろうなんて、とんでもないヤツだ。」と言ってたので、
即座に(丁重に)反論しました。
「魚がエサを喰うのは生きるために必要で、当たり前の事だから、
そのエサを付けて釣るほうがズルイっす。
食べられもしないルアーに飛びついて釣られるのは騙される魚が悪いっす。」
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人間同士の場合は、やっぱり騙すほうが
悪いと思ってるんですよ、私は(^_^;)
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